デグーを飼うにあたって Part.1
こんばんわ。正月太りが止まらないshigeです。
このブログの1回目に登場したよもぎがめでたく1歳を迎えました。
これからデグーを飼いたいと思っている人が見てくれるかもしれない事を考え、実体験もふまえながらデグーを飼うにあたって何が必要なのかを書きたいと思います。
デグーとは
まずはデグーとは一体どんな生き物なのかを勉強してみましょう。
野生のデグーはアンデス地方のチリのような比較的乾燥地帯に住むげっ歯目の仲間です。
見た目からねずみによく間違われますが、チンチラやモルモットなどの仲間になります。
ハムスターと違って群れを作って生活する習性があり、小動物の中ではとても賢く人懐っこい動物です。
ただ、オスはメスに比べ縄張り意識が強くオス同士同じケージで飼うと相性によっては喧嘩ばかりしてしまいます。
なのでどうしても多頭飼いしたかったらオスとメスのペアをお勧めします。
ただしオスとメスの場合でも繁殖の恐れがほぼ100%あるので増やしたくない人にはお勧めしません。
また、感情によって鳴き声を使い分け飼い主にアピールするなどかまってちゃんなところがあるので慣れてくると鳴き声で何を求めているのかある程度分かるようになります。
デグーを迎える心準備
家族の同意は得てますか?
飼う前に私が最初にしたことは奥さんに飼ってもいいか許可をもらうことです。
実はよもぎを迎え入れる1年程前にハムスターを3か月ほどで亡くしてしまいました。
食欲が減ってきていつもと調子がおかしいなと思って病院に連れて行っても
「特に異常はありませんね」
と言われ抗生物質を与えられたが衰弱していき違う病院に連れて行きました。
そこでも異常が見つからず、最後に行った病院で菌に感染していると言われたが手遅れだったという過去がありました。
その時に2人で号泣し、もう飼うのはつらいと話していたからです。
最初は「失う辛さを思い出しちゃうから・・・」
と言っていた奥さんにデグーの動画やブログ、写真など見せ可愛さを伝えたところ「飼っていいよ」と承諾をもらえました。
飼いたいと思うのは簡単ですが1人で家に住んでいない場合
家族がアレルギー持ちかもしれない、においが耐えられないかもしれない あなたが仕事で忙しくて家族に面倒をお願いすることもあるでしょう。
そんな時家族が可愛がってくれますか?
最初はしぶるかもしれません。でも許可を出したのであれば家族も協力してくれるでしょう。
可愛がってあげる時間はありますか?
疲れてるから、眠いから、今ちょっと忙しいから後でする・・・
デグーは飼い主からごはんをもらわなければ生きていけません。
参考によもぎのタイムスケージュールとして
7時に朝ごはん、水替え、体重測定、部屋の汚れ掃除
18時に夜ご飯
20時にかまって遊ぶ
大まかですがこんな感じです。
寝坊したり仕事から帰るのが遅くなったりすることもあります。
ですが、大事なのはある程度時間を決めてあげるということです。
例えば朝7時にケージに近づくと「ごはんくれるの!?」といわんばかりに寄ってきます。
また、デグーは一人ぼっちが苦手な生き物です。かまってあげないと懐いてくれません。
なので少しの時間でもいいのでコミュニケーションをとる時間があるかを考えてみて下さい。
金銭的に大丈夫ですか?
デグーを飼うにあたり初期費用(デグーやケージなど)以外にたくさんお金がかかります。
食べ物やかじり木などの消耗品、病院代など我が家では毎月5000円予算を組んでいます。
ちなみに参考までに病院代ですが、1度だけ病院に連れていきました。その時は特に異常は見つからず様子を見て下さいとのことでしたがそれだけで5000円かかりました。
犬やねこと違い保険がないためどうしても高額になります。
平均寿命の5~8年を1か月5000円と計算したら30万~48万かかる可能性があるということです。
今のところ5000円使い切ってない月もあるので実際はもっと少ないとは思いますが、高齢になるにつれて病院にいく頻度も増えると考えるとそれなりにかかると思います。
個体差を受け入れられますか?
人懐っこいと言われますが、人間と同じように個体差があります。
手の上によるようになるまでに1週間で乗る子もいれば1年経っても乗らない子もいます。
よもぎは最初すぐ乗ってくれましたが最近はごはんの時だけ乗ってくれます。
3つの問題をクリアして実際に飼ったとしても懐いてくれる子だという保証はありません。
それでも可愛がってあげられるかを考えましょう。
以上の事がクリアできてやっと飼うスタート地点にたてると思って下さい。
少し長くなってしまったので続きたいと思います。