お正月といえばやっぱりこたつにみかんですよね。たまにはこんな剥き方どうですか
皆様あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
と堅苦しい挨拶は最初だけとして、お正月と言って思いつく食べ物といえばなんですか?
おもち、お雑煮、おせち、そば・・・etc
たくさんあると思いますがやっぱり
『こたつでみかん』ですよね(タイトルに書いてあるんだから知ってるってのはなしです笑)
乾燥しているこの時期ってどうしても風邪をひきやすくなりますよね。
そんな時ビタミンCやカリウムなどたくさん含まれているみかんを食べるといいなんてよく言われています。
そんなみかんについて少し勉強してみませんか
みかんのカロリーってどれくらい?
もちろん種類や大きさによって変動しますが、100gあたり約45kcalだそうです。
それに対してコー○ーコー○ーのショートケーキは1つあたり351kcalとのことなので
ショートケーキの約1/7ほどということになります。
クリスマスにたくさん食べたおいしいケーキ その犠牲についたたくさんのお腹まわり…
そんな私でも甘くておいしいみかんをたくさん食べても心配いりませんね。
因みに、みかん100gあたりの糖質は10gだそうです。
日本人ならだれでも大好き白いご飯の1合(180g)あたりの糖質は55gなので、100gあたりに換算すると大体30g前後であることからかなり低いことがわかります。
栄養って本当にあるの?
風邪ひいたらビタミンとりなさいって小さい頃よく言われてみかんたべてましたが、本当に栄養あるんでしょうか?
みかんを大きく分類すると『身・皮・すじ』の3つに分けられます。
それぞれどのような栄養素があるのか見てみましょう
みかんの身
ビタミンC
免疫力を高め風邪をひきにくい身体にしてくれるほか、壊れてしまった細胞を修復してくれる効果もあります。
クエン酸
梅干しやレモンみたいな酸っぱい食べ物に入ってたり掃除なんかにも使われますが、疲労回復や便秘解消、ダイエットの効果まであると言われています。
βクリプトキサンチン
聞きなれない言葉ですがみかんのオレンジ色の色素だそうです。
美肌効果や糖尿病予防、最近では癌の予防効果もあるといわれ注目されている成分です。
みかんの皮
皮をそのまま食べたら苦くて渋いなんて経験ありませんか?(私だけでしょうか)
実はそのままでは食べられなくても乾燥させて風邪予防に使うことができるんです。
スーパーの香辛料売り場とかでたまにおいてある『陳皮』と書かれているものみたことありませんか?
みかんの皮を乾燥させたものを陳皮と言うんです。
一見つくるの難しそうに感じますが、ものすごく簡単 ザルに皮を広げて風通しのいいところに10日程置いておくだけです。(触って乾燥してなかったらもう少し乾燥させて下さい)
それだけで自家製陳皮の完成です。
『自家製陳皮』って響き、なんかいいですよね 痰や咳がひどい時に自家製陳皮を煎じてハチミツを加えて飲んでみてください。
ピタっとは止まらないかもしれませんが、ハチミツにも咳止めの作用がありよく効きます。
お風呂にみかんの皮を入れても自然の精油リモネンがリラックスの世界へと連れて行ってくれることでしょう。
他にも冷え性やリウマチにも効くと言われているのでみかんを食べたら捨てないでとっておくしかないですね
みかんのすじ
ペクチン
ジャムを作るときによく使うので知ってる方も多いとは思いますが、実は身の4倍もペクチンが含まれています。
食物繊維が豊富でコレステロールを下げてくれる効果もあります。
ヘスペリジン
あまり聞きなれないかとは思いますがみかん由来のポリフェノールのことです。
血圧上昇を防いだり肌の老化を防いでくれます。
他にも花粉症やアトピーを抑制する効果もあるそうです。
低カロリーでこんなにも栄養があるなんて調べてみるまで知らなかったです。
すじは取らないで食べた方が身体にいいということですね
みかんを食べる時の注意点
お店でみかんを買う時は、へたが青くて小さ目で皮につやがあって表面がきめ細かいものを選ぶと甘くておいしいですよ。
そして一番重要なのが、こんなにいいことだらけのみかんにも気を付けなければいけないところがあることです。
みかんをたくさん食べると指先が黄色くなった気がするなんて経験ないですか?
これは柑皮症(かんぴしょう)といわれていて食べ過ぎると指先や手が黄色くなってしまいます。
ただし、食べなくなれば元にもどるのでそこまで心配することもないようですね。
また、いっぺんに何個も食べると体を冷やしてしまうので1日あたり2~3個が適量です。
最後におまけで今話題の剥き方
今twitterで話題騒然!?のみかんの剥き方ご存じですか?
普通はへたの方から指を入れて剥いていきますよね。
ひと工夫加えて他の人と違う剥き方をしたい!
なんて人におすすめの剥き方がこちらです。
1.みかんの上下をまるくくり抜いて真ん中だけみかんの皮が残った状態にします
2.1か所だけ皮を縦に破いてから、ひと粒ずつ離します。この時に皮が切れたり皮から身が離れないように気を付けて下さい。
3.そしたらあとはゆっくりと破けないように広げてあげて下さい
たったこれだけですが、小さいお子さんやこたつパーティーの時にでも披露してあげると喜ばれること間違いなし。
正月休みも残りわずかですが、おいしいみかんライフを満喫していきましょう。